SSブログ

The Best Book of The Year 2009 [小説]

去年は、仕事やボランティア関係の本を読むことが多くて、
小説はあんまし読めなかった。
その中で、心に残った
The Best Book of The Year 2009 は、これだぁ。

R0010292.JPG


第1位 「とんび」 重松清

相変わらず、重松さんの本は読み続けてます。
う~ん、ほとんど中毒ですな。
他の本を読んでいても、時々無性に重松ワールドに浸りたくなります。

「とんび」は、昭和の時代からの物語。
最愛の奥さんを事故で亡くしてから
男手一つで一人息子を育てる、
無骨で、不器用で、頑固な父親と息子、
そして、その二人を取り巻く人たちの物語。
感動します!!

これは、映画にしたいなあとつくづく思った。
主人公の父親は誰だろ?と考えて、
菅原文太というキャスティングに決定。


第2位 「疑心」隠蔽捜査<3> 今野 敏

理屈抜きで楽しめる警察小説。
主人公の堅物・変人キャリア官僚 竜崎が
なんともいい味を出している物語。
大好きなシリーズ。


第3位 「男子の本懐」 城山三郎

激動の時代の政治を背負った
浜口雄幸、井上準之助を主人公とした
史実に基づいた小説。
文字通り、男子としての悔いなき生き方とは何か
考えさせられる一冊。


第4位 「希望ヶ丘の人々」 重松清

これも、面白かった!
奥さんを亡くした後、奥さんが思春期を送ったニュータウンに引っ越してきた
家族の物語。
とにかく、ほろ苦さを随所で味わいながら、
最後は、心に小さいけれど、暖かい灯火がともる
重松さんならではの作品。
これも、映画にしたいなあ。


第5位 「なにがあっても大丈夫」 櫻井よし子

これは、小説ではないけれど、
著者のおかあさんがとにかくステキ。
その一言につきる。
親としていかにあるべきか、とても影響を受けました。

その他にも、
「のぼうの城」和田竜 とか
「朗読者」ベルンハルト・シュリンク
なんかもよかったなあ。

今年もたくさんの小説を読みたいと思います。


タグ:小説
nice!(3)  コメント(6) 

nice! 3

コメント 6

メガネ君

最近、本を読んでないです。重松 清さんの著書は
好きなのでよく読みました。
また本を読んでみようかな。(^-^)
by メガネ君 (2010-01-09 11:28) 

korekore

以前にも言いましたが、今は 「 沈まぬ太陽 」 にはまっています。
と言いたいところですが、年末まで何かと忙しくて、
二巻目の途中から停止状態 (^_^;)
それまでは、寸暇を惜しんで読んでましたが、最近トリ撮りに時間をかけすぎかもで、なかなか時間を取れないでいます。
イケナイ、イケナイ (-_-;)




by korekore (2010-01-09 23:05) 

sira

とんびは未読なんです。
次はこれにします^^
by sira (2010-01-11 21:57) 

K2

メガネ君

そうですか!重松さん好きですか?
最近のもいいですよ~。
ぜひ!
by K2 (2010-01-11 22:12) 

K2

korekoreさん

そうでした。「沈まぬ太陽」を読まれてるって言ってましたね。
一度中断すると、なかなか再スタートしないことってありますよね。

by K2 (2010-01-11 22:14) 

K2

siraさん

とんびはお薦めですよ!
感動間違いなしです!

by K2 (2010-01-11 22:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

日々発見 日々感動休日昼麺 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。