「あの歌がきこえる」 重松 清 [小説]
先日、東京出張の往復で一気に読んだ。
「あの歌が聞こえる」 重松 清
1970年代から80年代に、
中高生時代を送った世代には、
それぞれの形で、ぐっと来る物語ではないだろうか。
3人の「ワカゾー」男子中学生が、いろんなことにぶつかりながら
成長していく、まさに青春物語。
特徴は、それぞれのシーンに出てくる「歌」が
各章のタイトルになっていること。
たとえば・・・
オクラホマ・ミキサー(懐かしきフォークダンスの曲ですね)
DESTINY
いなせなロコモーション
さよなら
トランジスタ・ラジオ などなど
ちょうど、この主人公たちと年齢がかぶる私としては、
なんとも、懐かしいような、思い出してこっぱずかしいような、
そんな思いで、胸がちょっと、キュンとなりました。
青春の思い出は、その時の「歌」がセットになって
心のアルバムに貼り付けられているものだけど
人によって、そのシーンは様々なんだな・・とも思いました。
それぞれの、あの頃の自分に出会える1冊です。
久しぶりに、吹き出しながら、涙しながら読んだ1冊でした。
おすすめです。
<E-1+ZD50-200mm>
「あの歌が聞こえる」 重松 清
1970年代から80年代に、
中高生時代を送った世代には、
それぞれの形で、ぐっと来る物語ではないだろうか。
3人の「ワカゾー」男子中学生が、いろんなことにぶつかりながら
成長していく、まさに青春物語。
特徴は、それぞれのシーンに出てくる「歌」が
各章のタイトルになっていること。
たとえば・・・
オクラホマ・ミキサー(懐かしきフォークダンスの曲ですね)
DESTINY
いなせなロコモーション
さよなら
トランジスタ・ラジオ などなど
ちょうど、この主人公たちと年齢がかぶる私としては、
なんとも、懐かしいような、思い出してこっぱずかしいような、
そんな思いで、胸がちょっと、キュンとなりました。
青春の思い出は、その時の「歌」がセットになって
心のアルバムに貼り付けられているものだけど
人によって、そのシーンは様々なんだな・・とも思いました。
それぞれの、あの頃の自分に出会える1冊です。
久しぶりに、吹き出しながら、涙しながら読んだ1冊でした。
おすすめです。
<E-1+ZD50-200mm>
2009-11-02 23:49
nice!(3)
コメント(6)
昔は読書をよくしましたが
老眼鏡が必要になるようになってから
読まなくなってしまいました。
面倒がっちゃ、ダメですね。
by こうちゃん (2009-11-02 23:54)
よく読んでますね。
私は今 「沈まない太陽」 です。
九州へ行く往復で第一巻を読み上げて、次に早く進みたいのですが、
いろいろと忙しく広げる時間が取れずにいるところです。
今回は、新幹線だったので、小倉を通る時にしっかり窓の外に目を向けてみました。この間の教会が見えるかなぁーと思って。。。
探せませんでしたが (^_^;)
by korekore (2009-11-04 10:43)
こうちゃん
私も、ここ1年ほどで、老眼が入ってきてしまい、
百円ショップで買った老眼鏡を持ち歩いてます。
つ、つ、つらい・・・
by K2 (2009-11-04 12:41)
korekoreさん
こういう小説だと、ほんとにどんどん読めるんですが、
もう少し、堅い本も読まなくちゃなあ・・と思っている今日この頃です。
このあいだの教会は、
福岡市西区のあたり、マリノアというあたりです。
お近くにお越しの際はぜひ。
by K2 (2009-11-04 12:43)
最近、重松作品ご無沙汰です^^
文字だけで登場人物の姿形を想像しながら
ストーリーにのめりこむのが
小説の醍醐味だと思っています。
K2さんの書評、いつも参考になります^^
by sira (2009-11-05 07:38)
siraさん
まさに、おっしゃるとおり!!
小説の醍醐味ってそこですよね!
読んだ人それぞれがイメージしている
登場人物を映像化したら
面白いだろうな~と、いつも思います。
読み終わる頃には
自分の中に、確固たる映像ができてしまってるので、
映画化されても、それとのギャップがあって
なかなか、観ようという気が起きないんです。
by K2 (2009-11-05 12:56)