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「せんせい。」重松 清 [小説]

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ここ最近、久しぶりに何冊か小説を読んだ。
そのうちの一冊が、「せんせい。」重松清
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心がかさついてきて、潤いがほしくなったときに
私は、重松清を読む。

教師と生徒を巡る六つの物語。
聖職といわれる職業だけど、
そこにいるのは、紛れもなく人間なわけで、
完璧な人間であるはずもなく、
ここに登場するせいせいたちも、
「せんせいだって人間だ!でも、やっぱりせんせいだ」
という方々。

大人になった今だからわかる、あの時の人間せんせい
でも、今、会うと、やっぱりあの時のせんせいで、
背筋を伸ばし、気をつけしてしまう、せんせい。

ずっとせんせいを目指していて、
今は、ボランティアでせんせいのようなことをやっていて、
そんな自分にとって、とても心に沁みる作品だったし
もし、あのまませんせいになっていたら、
自分はどんなせんせいになっていただろう
嫌いな生徒にどんな風に接していただろう

大学の仲間で、せんせいになっている、
O君や、M君の感想が聞いてみたい。


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